2050年まで「脱炭素待ったなし」
これから想定される主な変化!
カーボンニュートラルの達成に向けて、
皆様の周りで以下のような変化が考えられます。1.カーボンプライシングの本格導入でコスト負担増
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・炭素税の本格導入により、
CO2排出量に応じて化石燃料に課税
(化石燃料(A重油・灯油・ガスなど)の調達コスト
が増える)
・各企業ごとに、CO2排出量の上限が設定される
(上限を超過した分、
その相殺のための余計なコストが増える) |
2.サプライチェーン全体でCO2削減が求められる
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・大手企業からの要請で中小企業もCO2削減が
より求められる
・自社単独ではなく、上流(原料の仕入れ先)・下流
(製品の納品先)を含めたCO2削減が求められる
・製造した製品ごとのCO2排出量の算出が必要に
なる |
3.脱炭素への取り組みが企業価値向上につながる
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・CO2の排出が少ない商品が、環境配慮型商品
として多少値段が高くても売れるようになる
(エシカル消費)
・2030年に向けて、「SDGs」「脱炭素」への取りく
みがスタンダード化
・取り組んでいない企業は取り残され、企業価値
が上がらない |
2050年に向けた脱炭素戦略
取り組みやすい4つの脱炭素手法を解説
では、このような変化が起こる中で、
具体的にどのような手法で脱炭素を推進していけばよいのでしょうか?
今回は、現時点で取り組みやすい4つの脱炭素に向けた手法について解説します!
1.環境にやさしい再エネ電源!自家消費型太陽光の導入!
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自家消費型太陽光の導入で
大幅にCO2排出量の削減と電気料金の削減が実現できます。
令和4年は最大2分の1の補助金が公募されることで話題になっています。
また、初期投資をおさえながら導入できるPPAモデルも活用できます。
初期投資ゼロで自家消費型太陽光を導入し、
削減した電気料金のうちから使用料をお支払いいただくというのが
PPAモデルです。
大注目の自家消費型太陽光の導入モデルです。
2.電力をRE100(再エネ100%)切り替えるだけ!
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初期投資をいっさいかけず、
現在の電力会社を「再エネ100%(CO2フリー)の電気」に変更するのみで
脱炭素が可能です。
現在の電力の使用状況によっては、
初期投資をかけずに電気代を3%~20%削減することができ、
とてもお得な内容です。
3.CO2削減の環境価値を購入して排出量を相殺!
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再エネ導入や省エネ機器の導入によるCO2削減や、
森林経営などの取り組みによるCO2の削減量およびCO2吸収量を
「環境価値」として購入することができます。
自社のCO2排出量分を「環境価値」を購入することで相殺し、脱炭素が可能です。
4.各種省エネ対策の推進で低炭素化!
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各種省エネ対策の推進(LED化、空調機の更新、変圧器の更新、
コンプレッサINV化、各回転機の更新、生産設備の更新など)により、
低炭素化が可能です。
脱炭素のためにはまずは排出量をおさえることが必要です。
いかがでしたでしょうか。
脱炭素にどのように取り組めばよいかわからないなど、
脱炭素への取り組み方は弊社にご相談ください!
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それでは、次回のMOCHIKOU省エネ通信も
どうぞお楽しみに!